麗蘭 12月23日SHIBUYA-AX LIVE

何年ぶり?の麗蘭ライブ。ぴあで予約してたチケットをファミマで引き出そうとしたのだけどうまくいかず時間をかなりロス。いきなりメゲそうになったけど、気を取り直して渋谷へ向かう。
私の人生の中で一番のカリスマは蘭丸こと土屋公平氏。中学校の時からずっと。昔から彼の右手人差し指にはサソリのゴツい指輪がはめられていて、あこがれて私も同じ指にゴツい指輪をするようになり(さすがにサソリじゃないけど)、未だにそれは続いている。片耳だけにピアス開けたりとか。まねすることでお守りみたいになってたような。そんな思い入れのある人なので、行く前からアドレナリン放出状態。
まだツアー中だけど以下、若干ネタバレありなので見たくない人は注意。


あーあ、遅刻、遅刻。と思っていたけどまだ一曲目演奏中と思われるタイミングで中に入れた。公平さん側の壁際が空いていたので場所ゲット!ラッキーなことにステージに近い!やった!つーことでライブ中ほとんど公平氏の手元を見つめてた。
麗蘭のライブで面白いのは、CHABOさんと公平さんの距離感。親しみあいつつも気を使いあってるカンジ。CHABOさんは「蘭ちゃん、どうよ?」みたいな目線をひんぱんに送り、公平さんはその目線を知ってか知らずかギターで返す、みたいな。曲間ではCHABOさん喋る喋る。「初日の仙台は練習のつもりだったから、今日は本気出していくぞー」ってコラ(笑)。こんな調子で客席を笑わせつつ、いつもどおり、はっきり聞き取れる歌声でグサリと言葉を届けてくれた。CHABOさんの歌を聴くと、日々の感情のふり幅をもっと大きくしながら、大事に過ごしていかなければと思わずにはいられない。のうのうと過ごしていくにはもったいないのね、人生って。もっと笑ってもっと怒ろうっと。
で、この日の公平さんのギターはガッツリ鳴ってたよー。麗蘭初期の頃より立ち回りもCHABOさんの暴走にも余裕の構えだったけど、相変わらずカッコイイギターだった。私は公平さんのギターの間(ま)とタメの入れ方がすごく好きで、この日もそれを堪能しまくり。かなりシビレた。あーほんとカッコイイ。公平さんの手元を凝視して、そのマジックが一体どうやってプレイされているのか解明しようとしたけど、やっぱり分からない。ああ、自分がギター弾きだったらあのマジックの種明かしが出来るかもしれないのに。いつもライブでそう思ってはもどかしさで地団駄ふみそうになる。その上悩殺フレーズをバンバン弾かれるので、アドレナリン最高潮。思わず「わーー!!」と叫びたくなる。
アンコールの「ミュージック」ではイントロのフレーズで瞬殺。また恋に落ちたよ!公平さんに。カッコよすぎ。公平さんも弾けまくり。もっとこういう弾けたところ見たかったなー。いや、それまでも十分弾けてたけど、やっぱあの曲は別格。CHABOさん共々すっごいトバすし。客席も老体にムチ打って大はしゃぎする方多数(笑)。
結局3時間の長丁場だったけどあっという間に楽しい時間は過ぎ去り、来てよかったと心底思った。ホント、心底思った。元気もらったし。また行こう、ライブ。
そうそう、ライブ中何度も公平さんがこちらを指差してくれて、「今目が合った!私を見て指差した!」と密かに興奮。自意識過剰。ライブでありがちなアホ勘違い。きっと同じ事を思った女子は何十人といるダロウ・・・。でも指差される度に胸キュン(古っ!)でした。アホでもいいの、もう。幸せだったから。私の中の神様がこっち向いたんだから。
あと、「麗蘭のクリスマスメドレー」では恒例の派手小物登場。CHABOさんが極彩色の羽のマフラーみたいなのを着けながら「新宿にこういう派手な格好したオジサンいるの知ってる?(知ってる知ってる)俺もあれやるぞ、70になったら。」と言ったのがかなり笑えた。ホント口が減らないねー、この人は。