リトルショップ・オブ・ホラーズ

見に行ってきました、リトショ。もちろん山本耕史が出てるからですが。
いやー、アングラ好きの私としては、こんな正統派ミュージカル見るの初めてだったから、最初かなり冷めてた（笑）。
肝心の山本耕史は、久々のひ弱な役。
以下ネタバレありなので、ご注意を！

上原多香子？大丈夫？と最初は思ってたけど、ちゃんとやっててそれがまず驚き。歌もＣＤで知ってた頃より全然うまくなってた。ボイトレとかやったんだろうなと。で、とにかく細い！！足が特に。芸能人ってやっぱちがうね。
山本耕史は、あいかわらず余裕の構え。安心して見られる。久々の気弱な男の子の役。萌え〜･･･なかった。でも、やっぱカッコイイ！
そして小堺さん。いやー、この人は凄い！芸達者！マダム役の時も足先までちゃんとマダム。私より女。すごく研究熱心な方とお見受けした。二幕の直前、ステージを覆う幕のスキマからポーズをとりながら開演を待っている小堺さんが見えたのだけど、客席のお客さんが手を振ったらちゃんと振り返してた！ええ人や〜。

で、ストーリーですが、大丈夫？と思うくらい怖い（まさしくホラーな）シーンもあり、ドキドキ。映画版とか見たことなかった私は、結末が分からずワクワクしてしまった。でも、最後、山本演じるシーモアが、戦う！と思ったら「エエーーー？？？」っていう結末。そんなのあり？
てっきり私は正義が勝つと思っていた。だけど、悪がはびこる結末となったわけで･･･。
最後の歌で、「アンタ達がしっかりがんばらないと、悪がはびこるよ！決してそれを許すな！」みたいなメッセージを感じた。作者はきっとこれが言いたかったのだろう。これは子供も見られるミュージカルだと思うけど、メッセージは大人にも向けていると思う。
あと、山本ファンはパンフレット買うべし！役とは全く違った、超素敵な彼が見られます。写真盛りだくさんっす。

さて、アフターシアターは、同行者のＤ姐さんとお食事。解禁になったばかりのボジョレーを飲みつつ、美味しいご飯を食べたけど早々に店を追い出されたので外苑前のカフェバーでお茶。
カフェラテ美味しかった。っていうかいい店見つけた。