TRICERATOPS@SHIBUYA AX


トライセラ。ライブ久しぶり。


和田唱という人は、自分の曲だけでなく、全てのロックミュージックの伝道師でありたいと考えていると思う。
音楽の聴き方もかなりマニアな人で、多分「この作品は何年に製作されたもので・・・」的なウンチクも沢山持ってるだろうし、好きな曲はメロディーの分析・研究も凄くしてると思う。ある意味理論派ですな。だからこそ、今だに「トライセラ節」と言われるキャッチーなメロディーやツボを押さえまくったリフを作り続ける事が出来るのだと思う。
以前のツアーでは「リフ」について延々と喋っていた、という噂を耳にしたけど、今回は「ルーツ」についてブルースやスタンダードのカバーを挟みながら延々と話していた。
そんな彼のポリシーを見せ付けられると、背筋がピンッと伸びる。「さあ、もっとロックミュージックを探しに行こう!まだまだ自分が知らないカッコイイ曲が沢山あるぞ、奥が深いぞ」ってね。


今回聴けた「2020」はやっぱキラーチューンだ。かなりの名曲。「2020年の夜明けを迎えても、変わらずはやりの服を着て君に歌を聞かせる僕でいたい」というような歌詞も凄くいい。この数日前、彼氏とかなりの一悶着があったからか、若干涙腺ゆるむ。アホか自分。


しかしトライセラのライブはいい!3人だけでほんとにやってるのかと思うくらい音が厚くてスゲーかっこいい。ボーカルも安定している。さすがやね。見た目はあまり変わってないけどしっかりキャリア重ねてます。
かなり熱いライブですんごく楽しめた。また行こう。



余談・・・
和田唱が弾いていた赤いSG・・・蘭丸様を思い出しました。
和田唱の話し方がますますお母様(平野レミ)に似てきたね・・・。筋道立てずに頭に思いつくままバーッと話して時々言葉が追いつかなかったりとか。おかしくてクスクス笑ってしまった。
ロッキンオンジャパンの新(出戻り)編集長、山崎洋一郎氏も来ていた模様。ジャパンの今後は頼んだぞ!
・若干遅刻したので最初の2曲が聴けなかった。「Raspberry」聴き逃した〜!
・「The Captain」今回ライブで聴いてすごく好きな曲になった。サビが最強。
・物販でお蔵入りだった「Day Dream」が収録された新バウンス盤と、リストバンドを購入。ミーハーやね〜。