C-C-BのCDを引っぱり出してみる。

仕事帰りに突然C-C-Bの歌が頭の中をグルグルしてきたので、数年ぶりにCDを引っぱり出して聴いてみた。
実は中学生の頃、C-C-Bにめちゃくちゃハマっとりまして・・・。といっても、初期の頃ではなく、中盤〜解散までの間。C-C-Bと言えば世間的にはどうしても「ROMANTICが止まらない」あたりがイメージされてしまうのだろうけど、この頃はバンドサウンドを意識しており、クオリティもかなりの出来。80年代音楽の特徴だった美メロポップスもあればゴリゴリのロックもあり。コンピューターを使った、当時としてはかなり斬新なアレンジもあって今聴いても面白い。
ま、ハマった理由の1つとしてギターの米川英之氏が好きで好きでしょうがなかったというのもあるのですが。バンド中期に突然ボーカルをとり始め、最初はあまりの歌い上げっぷり(声も顔も力いっぱい)にビビッたけど、結局その声に惚れてしまったのデス・・・。なんかちょっとした瞬間にメチャメチャ色気があってさ・・・。思いっきり歌うからか、息をかなり吐きながら声を出すんすよ。で、なぜかメロも立って聞こえて、それがさ、ツボでね・・・。アルバムのソロ曲では色気声が買われてか赤面するくらいの極ラブソングが多い(作詞はほとんど松本隆先生)。そらうら若き乙女達はドキドキしますわ。うら若くなくなった今でも、改めて聴いたらドキドキしてきた。ヤバイ。
アルバムでは「走れバンドマン」「信じていれば」が隠れた名作だと思う。もう一度全アルバム再発してくれないかなー(10年位前に一度出しているけど今はほとんど入手困難)。1500円位の廉価盤で。松田聖子みたいに。結構売れると思うんだけど。