「新選組!!土方歳三最後の1日」を見る。

トシ出ずっぱり。なんと贅沢な。本編とちがって笑いを少なくした内容。とはいえ試衛館ズがそろった回想シーンはかなり嬉しかった!ありがとう三谷さん。山南さんの正座の姿勢・・・そうそう、こうだった。そして総司の無邪気さ。その後を知っているだけに切ない・・・。ここで泣いた人も多数いると見た。
歳三は戦いを続けながら死に場所を探していたが、榎本武揚とのディスカッションを通して、生きて戦いに勝つことを決意する。それからは新選組時代を髣髴をさせるスパスパした采配っぷり。なのにその直後、敵の銃弾に倒れる。
撃たれて馬から落ちるとき、山本が軽く白目をむいたので「あ〜あ」と思ったが(笑)、息を引き取る直前、近藤の最期の顔とリンクしたときの山本の美しさといったら!「ほんとに綺麗な顔をした子じゃのぉ〜」と思わずお婆ちゃんのような気持ちに。
そして最後に、土方に写真と手紙を託された幼い鉄之助が多摩に向かって草原を駆け抜けるシーンで落涙。だってテーマ曲かかるんだもん。ずるいよ、ヌッツォ。本編を見ているとき、何度聴いたか分からないあの曲。条件反射で色々なシーンがフラッシュバック。京への道とかさ、池田屋とかさ・・・、鴨とか山南さんとかさ・・・。
とうとう本当に終わってしまったのね〜、これで。ああ、ポッカリ。