サウスバウンド

U嬢が招待券を当て、お誘いいただきました。松山ケンイチが出るので見に行こうと思ってたんです。わーい!ありがとう!


肝心の映画ですが、面白かった!キーワードは沖縄。松ケンといい、大好物が2つ揃っていて、ワクワク。


破天荒な父親役の豊川悦司がさすがの貫禄。ディベート好きな元過激派の男をユニークに演じていて、引き込まれました。周りの人間にイチャモン付けられた時に、嬉しそうな超笑顔になるの(笑)。苦難も横ヤリも、そして人生も楽しんでいる。仕事もロクにしていないダメ親父なのに、何でこんなに惹かれるのか。身近にいたらめんどくさいと思うけど、きっとどこかでうらやましいのだ。その生き方が。


そんなダンナになんだかんだで惚れまくっているのが妻役の天海祐希。冷静に母親としての立場を守っているかと思いきや、最後に敵と戦うダンナの姿にウットリした視線を向ける(笑)。その関係性、なんか正しい夫婦のあり方ってカンジがしてうらやましかったなぁ。結婚して何年たっても、子供が出来ても、やっぱり母ちゃんは父ちゃんに惚れている。父ちゃんは家族を守ってくれる。そのことに子供が気付くとき、自分が属している家族の絆は太く頼もしい、誇れるものだと思えるのではないだろうか。


西表島を舞台にした沖縄の風景は美しかった。移住する家が典型的な沖縄の設計。平屋で縁側が広くて風通しのいい家。あー住みたい。

その地区を守っているおまわりさん役で松山ケンイチ。役作りにロボ入ってましたね。コミカルな演技に見に来ていたご年配の方も笑っていて、「やったじゃん!」と思いました。今の松ケン人気を知らない方にも「あの青年面白かったね」と印象に残せたのではないだろうか。松ケン新境地。



さて、アフターシネマは近くの新潟地酒が揃った居酒屋へ。
初めて入った店だったけど、アタリでした!

新潟の酒と言えば「越乃○○」みたいな固定観念が崩れる品揃え。知らない酒がいっぱいあって、メニュー見て迷う迷う。肴も旨くて大正解。刺身の厚さと新鮮さに驚き。ここはホントに新宿なのか?今自分は新潟を訪れているのではないか?と錯覚してしまうほど。
珍しい酒沢山飲んだけど、案の定酔っ払って名前を忘れる(笑)。ラベルの写メ撮っとけっつーの。
U嬢とは色んな話で盛り上がり、気付いたら閉店時間まで長居してしまいました。
また飲みましょう。