デトロイト・メタル・シティ

原作は読んでいたので大体どういう流れかわかっていたが、
見事に原作のアホさを引き継いだ出来で大笑い。
クラウザーさんが携帯持って立っているだけで笑える。
むしろ「ちょっと感動シーン」とかいらないくらい(笑)。


しかし松ケンは演技うまくなったなぁ。
クラウザーさんと根岸を見事に演じ分けていてたいしたもんだ。
私の松ケンポイントである色気は微塵も感じさせない役だったけど、
いいよ、全然コレは。

んで、この映画は音楽の出来がかなり良い。
DMCとか根岸のクネクネソングはもちろん、
脇役のバンド達の曲もいい。
普通にバンドとしてデビューしてても売れるよ。
サントラだけじゃなく、アルバムも出したのはホント正解。
曲が良いせいで、クラウザーさんが歌ってるシーンはちょっとカッコよくさえ思えたもんね。


あと、細かいこだわりが面白い。
渋谷系をリアルタイムで体験した30代はクスクス笑えるシーンが満載。